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PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の基礎知識

PCOSで排卵できない…と悩んでいた私が知った、ビタミンDと妊娠力の意外な関係

排卵できない。
その事実だけで、私は妊活の入口にも立てていない気がしていました。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断されてから、何度も言われた言葉があります。

「まずは排卵しないとね」

でも、その「排卵」ができない体を前に、どうすればいいのかは、誰も教えてくれませんでした。

  • 排卵検査薬は反応しない
  • 基礎体温は二層にならない
  • 生理は来たり、来なかったり(来ても40日周期)

周りの人が妊活を進めていく中で、私はずっと同じ場所に取り残されているような感覚でした。

「排卵できない=妊娠できない」
いつの間にか、そんな思い込みが心の中にできていました。

PCOSとは「卵がない体」ではなく「卵が育ちきれない体」

PCOSと聞くと、
「卵がない」
「妊娠できない体」
そんなイメージを持たれがちです。

でも、PCOSの本質はそこではありません。

PCOSは、卵子が存在しない状態ではなく、卵胞の成長が途中で止まり、排卵までたどり着けない状態です。

本来であれば、毎周期ひとつの卵胞が成熟し、排卵に至ります。

しかしPCOSでは、

  • 排卵を促すホルモンのリズムが乱れる
  • 男性ホルモンが相対的に高くなる
  • 卵胞が育ちきれず、卵巣内にとどまってしまう

こうしたことが重なり、排卵が起こりにくくなります。

なぜPCOSに「ビタミンD」が関係すると言われているのか

結論から言うと、ビタミンDはPCOSの人に多い「排卵しにくさの背景」に関わっている栄養素だからです。

PCOSとビタミンDの関係は、「これを飲めば排卵する」という単純な話ではありません。

▼体の中で起きていることを整理すると、次のようになります

PCOSで起こりやすい状態体の中で起きていることビタミンDが関わるポイント
ホルモンバランスの乱れ排卵に必要なホルモンの連携がうまくいかない女性ホルモンの働きをサポートすると考えられている
インスリンの働きにくさ血糖調整が乱れ、卵巣への負担が増えるインスリン感受性に関与する可能性がある
体の中の軽い炎症卵巣環境が整いにくくなる炎症を落ち着かせる方向に関わるとされている
PCOSと排卵、ビタミンDの関係

実際、PCOSの人はビタミンDが不足しやすい傾向があり、不足した状態が続くと月経や排卵のリズムに影響することも。

みずき

ビタミンDで排卵を直接起こすのではなく、体が排卵しやすい状態へ近づくための土台をサポートするものと捉えましょう。

ビタミンDと排卵・卵巣・インスリンの関係

近年の研究では、

  • 卵巣
  • 子宮内膜
  • 胎盤

といった生殖に関わる組織に、ビタミンD受容体が存在することが分かっています。

みずき

ビタミンDが妊娠に必要な栄養であることがわかりますね。

また、PCOSではインスリン抵抗性(血糖をうまく処理できない状態)が起こりやすいことが知られています。

血糖やインスリンの乱れは、排卵に必要なホルモンの働きを妨げ、排卵しにくい状態をつくってしまう。

ビタミンDは、排卵を直接起こすのではなく、排卵しやすい環境づくりを支える存在
として注目されています。

ビタミンDの不足が、排卵できない状態の背景に関わっている可能性がある


ビタミンDは魔法ではないけど、無視はNG

ビタミンDを摂れば排卵できるということではありません。

妊活中、
「これをやれば排卵する」
「これさえ摂れば変わる」
そう思いたくなる気持ちは、痛いほど分かります。

でも、排卵は命令で起こすものではありません。

排卵は、体が「今ならいける」と判断した結果として起こります。

ビタミンDは、その判断を支える材料の一つ。

足りなければ、体はうまく動きにくくなる。
でも、摂ればすべて解決するわけでもない。

みずき

期待しすぎず、軽視もしないその距離感が大切かもしれませんね。


PCOS妊活中に知っておきたい、ビタミンDの現実的な摂り方

PCOSさんがビタミンDとどう向き合えばいいのか?をまとめました。

  1. まずは日光から摂取
  2. 食事で摂るなら週単位で意識する
  3. サプリはあくまで補助として捉える

① まずは日光から摂取(できる人は最優先)

ビタミンDは、紫外線を浴びることで体内合成される珍しい栄養素です。

  • 1日15〜30分程度
  • 顔や手など、無理のない範囲
  • 日常生活の延長でOK

日焼けする必要はないので、少し外に出るだけでも十分ですよ。

② 食事は“週単位”で意識する

ビタミンDを多く含む食品は限られています。

  • 鮭・サバ・イワシなどの青魚
  • きのこ類(特に干ししいたけ)
  • 卵黄

毎日完璧に摂る意識は捨てましょう。

完璧を求めると、ストレスになってしまいます。
ストレスが不妊要素を大きくしてしまうリスクがあるので注意。

「思い出したときに選ぶ」という感覚で十分です。

③ サプリは“補助”として考える

食事や日光だけでは不足しやすいため、サプリを飲む方法が有効です。

ただし、サプリを選ぶ際、以下のポイントをおさえておきましょう。

ビタミンDサプリを摂る前に確認
  • 脂溶性ビタミンであること
  • 過剰摂取のリスクがあること
  • 妊活・治療中は医師相談が望ましいこと

金額やサプリの形状なども検討して、「自分が無理なく続けられるか?」という視点も忘れないでくださいね。

妊活サプリ選びに迷ったら読む記事 >>

ビタミンDの効果を高めるために、同時に見直したいこと

ここが、とても重要なポイントです。

ビタミンDは、体の土台が整っていて初めて力を発揮しやすくなる栄養素です。

特にPCOS妊活では、

  • 腸内環境が乱れていないか
  • 血糖値が乱高下していないか
  • 慢性的なストレス状態になっていないか
  • 睡眠が極端に不足していないか

これらが、ビタミンDの働きを邪魔してしまうことがあります。

みずき

だからこそ、腸活や生活習慣の見直しが重要なポイント。

PCOSだった私が「排卵させる」から「整える」に切り替えた理由

以前の私は、「どうすれば排卵するのか」そればかりを考えていました。

でも、腸活を始めて、腸活アドバイザーとして学んでいくうちに考え方が変わりました。

排卵させる方法を探すのではなく、排卵できる体を整える。

ビタミンDは、その一部。
主役ではありませんが、足りないままでは確実に足を引っ張る存在。

みずき

腸、血糖、ストレス、生活リズム。
私の場合は、腸活を始めたことで一つずつ改善された結果、  体は少しずつ変わっていきました。

【PCOS体験談】妊活に腸活を取り入れて自然妊娠できた理由 >>

排卵できない=妊娠できない、ではない

PCOSと診断され、排卵がうまく起きない状態が続くと、「排卵できない私は、妊娠できない体なんだ」と感じてしまう人は少なくありません。

私自身も、そう思い込んでいた時期がありました。

でも結論から言うと、排卵できない=妊娠できない、ではありません。

排卵は、生まれつき決まった能力ではなく、そのときの体の状態によって左右される「結果」です。


PCOSの場合、体が今は排卵をストップしている状態にあります。

排卵が止まるのは「体を守るため」の反応

妊娠は、体にとって大きな負担がかかる出来事です。
そのため体はとても慎重で、

  • 栄養が不足している
  • 血糖やホルモンバランスが乱れている
  • 炎症やストレスが慢性的に続いている

こうした状態があると、「今は妊娠に向いていない」と判断し、排卵を後回しにすることがあります。

体がこれ以上無理をしないよう守っている反応です。

排卵していない期間があると、
「今月も何も進んでいない」
「時間だけが過ぎていく」
そう感じがちですが、体の中では何も起きていないわけではありません。

ホルモンの調整が行われ、卵胞は育つ準備をし、体はタイミングを見ながら環境を整えています。

ビタミンDも、排卵を無理やり起こす成分ではありません。

体が「今なら排卵しても大丈夫かもしれない」と判断するための、環境づくりを助ける材料の一つです。

PCOSでも妊娠できた人はいます。
自然妊娠に至った人も、治療を併用した人もいます。

共通しているのは、
「今、排卵していない状態」だけで未来を決めつけなかったこと。

今、排卵していなくてもできる2つのこと
  1. 体の土台を整える
  2. 栄養や生活習慣を見直す
みずき

排卵できない時期は、無駄な時間ではなく、
排卵が起きる前の準備期間と考えてみてくださいね。


まとめ|今の自分を見つめ直すための問い

  • PCOSで排卵できないのは「妊娠できない体」だからではなく、体が今は排卵を止めている状態
  • 排卵は固定された能力ではなく、栄養・ホルモン・炎症・ストレスなどの影響を強く受ける
  • ビタミンDは排卵を直接起こすものではなく、ホルモン環境や卵巣機能を支える“土台の栄養素”
  • PCOSの人はビタミンDが不足しやすく、不足が続くことで排卵やホルモンバランスに影響する可能性がある
  • 摂り方・量・タイミングを知ることで、妊活の「意味のある一歩」になる
  • サプリだけに頼るのではなく、生活習慣や腸内環境など、体全体を整える視点が重要

PCOSと聞くと、
「排卵できない」
「妊娠しにくい」
という言葉ばかりが頭に浮かび、不安が先に立ってしまいがちです。

でも、体は壊れているわけではありません。
整う余地がある状態です。

栄養を見直し、体の土台を整えていくことで、「排卵しやすい環境」に近づいていくことはできます。

今すぐ何かが劇的に変わらなくても大丈夫。


今日知ったことが、
「自分の体を理解する視点」
「必要な情報を選び取る力」
につながっていきます。

もしこの記事を読んで、

  • 私もPCOSだけど、体を整える余地があるかもしれない
  • ビタミンDだけでなく、他にも見直すべきことがありそう
  • 排卵だけに振り回されない妊活をしたい

そう感じたなら、この先の記事もきっと役に立つはずです。

PCOSでも、妊娠できた人はいます。
その多くは、「特別なこと」をしたのではなく、自分の体に必要なことを一つずつ理解し、整えていった人です。

焦らなくていい。
比べなくていい。
あなたの体には、あなたのペースがあります。

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